どこから本格的に下げるか⁉9月メジャーSQ後の日経225予想

日経225下落時期 指数トレード指南

9月9日、メジャーSQが終了しました。

SQ値は、28200円でした。

まあ、大体、このあたりだと予想しておりました。

次なる展開は、どうなるのか?

このまま上がるのか?

はたまた、やっぱり下がるのか?

 

今回は、そのあたりの9月のメジャーSQ後の値動き予想を紹介します。

 

9月メジャーSQ後の日経225値動き予想

 

現在、日経225は、世界株式市場の中で、独特な動きをしております。

アメリカや中国の株価は軒並み下落していますが、日本株だけは下がるどころかコロナ前の水準より高値にあります。

 

 

 

 

円安の影響もありますが、どうにも不思議で仕方ありません。

否応なくグローバル経済社会に巻き込まれる昨今、この現象がいつまでも続くとは考えにくいところであります。

はじめに結論をいうと、当研究所の予想では、日経225は下落します。

その理由について、これより紹介していきます。

 

日経225チャート分析‐日足のポイント

 

ひとまず、9月9日までの日経225のチャート分析をしていきます。

※CFDのチャートになります。

まずは、日足から見てみましょう。

日足のチャートでのポイントは3つあります。

 

 

9月9日日経225日足

 

 

1は、現在の価格である28200円。現在、ちょうど緑色の中期の単純移動平均線にタッチするところです。この状態のチャートでは、基本的にここまでが上限いっぱいとも見えます。

 

 

次に2のポイントを見ていきます。2は、その前の28300円の高値を見ています。この28300円のラインと現在日足が迫っている中期の単純移動平均線のラインは、ほぼ同じです。つまり、次の目安として、28300円を日足ベースで超えるかというところが焦点になります。

 

 

最後に3です。意外と、MACDがまだゴールデンクロスしていない事です。このことからパッと見では日経225は上昇しているように見えるチャートなのですが、実際は上昇トレンドではないことがわかります。急激に下落した分、少し反発しただけとも見えます。

 

日足のポイントはこれくらいです。

次に、日経225の週足を見てみましょう。

 

日経225チャート分析‐週足のポイント

 

日経225の週足では、どのような状態になっているのか確認しておきましょう。

週足でのポイントは2つあります。

 

 

日経225週足0909

 

 

徐々に高値を切り下げているチャートになっています。

 

1のポイントは、下落のトレンドラインにタッチする場所です。偶然なのか必然なのか29000円ちょうどの位置にあります。このことから週足では上限29000円まではいく可能性もあります。
次の2のポイントは、MACDです。日足とは違い、週足では上昇トレンドになっています。つまり、来週一気に下げる展開は考えにくい気もします。

 

日足と週足を見てみると、若干ニュアンスが違っています。

日足では28300円週足では29000円です。

このような時は、どちらを信じればいいのかというと、基本的には長期足の方です。

つまりチャート分析では、日経225は再び29000円まで行く可能性があるという結論が出ました。

ただ、29000円が上限ですし、世界的な状況を踏まえて、それ以上は上がらずに、そこから一気に下落するというのが、当研究所の予想です。

29000円まで上がる可能性があっても、いつ下がるかわからないものを「買い」でエントリーする気にはなれません。

ですから、当研究所で、次に気になるのは、下落がいつからはじまるのかになります。

日経225が下落する日取りとタイミング

トレードにおいては、単純に「上がる」や「下がる」だけの予想では勝てません。

仮に今回のように「下がる」と予想したなら、いつ下がるのかを考えないといけません。

そもそも9月は、イベントが目白押しです。

どこで下がってもおかしくありません。

 

SQ後‐9月第三週12日からの下落はあるか?

まずは、SQ後です。

SQ後は、やはり下がると思っています。

ただ月曜日からすぐに下がるのか?と問われれば、一旦、上げてからの下落かと思っています。

週足では29000円までの可能性がありますから、そこまで上げてから落ちる可能性があるかと考えています。

前回29000円を超えているというのは、投資家の頭にあります。

「買い」エントリーしたとして、29000円まで上げていくと仮定して、29000円で利確する人は多いでしょう。

また28000円を損切ラインにする人も多いでしょう。

つまり29000円より上には上がらずに、28000円を下抜けたら一気に下落する地盤を固めているとも読み取れます。

13日の火曜日にはアメリカの消費者物価指数CPIの発表です。インフレが焦点の現在の市場においては、一番注目の経済指標です。

FRBの金利上げから約半年、かなり微妙な数値が出そうな気がします。

13日の火曜日夜のCPI発表でどう動くのかを確認したいところです。

あとは、日本のSQは毎月第2週目の金曜日ですが、アメリカのSQは毎月第3週目の金曜日です。

つまり、16日の金曜日です。

このようにイベントがありすぎて、かなり上下に振られそうな気がします。

来週いっぱいは様子見でいいでしょう。

下落の最有力は9月第四週20火曜日からか?

当研究所が、一番、怪しいと思っている日取りは、20日以降になります。

まずは、20日と21日にFOMCがあります。

かなり重要です。

先ほど紹介した9月第三週のCPIが微妙だと仮定すると、投資家の思惑もこの日までは2分されています。

どちらかの方向に一気に動くことはないでしょうから、全ては9月のFOMC次第と言えるでしょう。

当研究所としては、多少CPIが改善されても、アメリカはまだ金利上げをガンガンやっていくと予想しています。

あと気になるのは、23日です。

これまで祝日はトレードできなかった先物ですが、JPX(日本取引所グループ)は、9月23日から祝日でも日経225先物の取引ができるように変更したことを、発表しました。

 

 

 

 

 

 

前回の指数の歴史で、日経225先物が日本のバブルを作って壊したといっても過言ではないことを紹介しました。

 

 

 

 

 

 

今回のこの変更がまた良くない方向に行く可能性もあります。

どちらにしろ日経225に先物が導入されてからは、先物主導で下落という構図が出来上がっています。

23日の祝日は現物の取引はないのに、先物だけはトレードできる、このことが何を意味するのかは想像に難くないと思います。

つまり、イベントスケジュール的には、9月第四週、20日から23日に下落が訪れると予想します。

まとめ

今回は、日経225の下落タイミングを紹介しました。

結論を言うと。

9月第4週、20日(火)から23日(金)の間が「売り」チャンスです。

あと日本のイベントで気になるのは、25日の安倍元首相の国葬です。色々なリスクがあるイベントだと思っています。こちらもあわせて23日には「売り」が結論になります。

※全く違う展開も考えられますから、毎週末、レポートをしていくつもりです。単なる個人的な予想ですから、頭の片隅に置いてもらえたら幸いです。言うまでもなく投資は自己責任です。

 

 

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