円高!?日経225の下落はCPIまでに25600円がポイントか!?

225週足 指数トレード指南
日経225週足10/11

10月の雇用統計後、再び、日経255、ダウ、ナスダックなど主要株価指数が下落してきました。

11日の日経225CFDでは26290円まで一旦下げています。

暴落のはじまりか?

ここからどこまで下がるかを注視している人も多い事でしょう。

さらに、13日の木曜日には、現在の株式市場で一番注目されている米国CPIが発表されます。

ということで。

今回は、特に日経225がどこまで下がるのかを考えてみましょう。

日経225の下値目途!?CPIまでにどこまで下がるのかがポイント

9月末に大きな下落がありました。

しかし、10月のはじめに一気に上昇し、一時27400円まで回復しました。

それも束の間、日経225は下落してきました。

ダウもナスダックも下落していますが、日本人トレーダーとしては、やはりお膝元の日経225の下値が気になるところです。

このまま下がるような気もしますが、また10月はじめのような上昇があるかもしれません。

どちらにしろ、結局はCPI次第となることでしょう。

結果次第では、前回の下値である25600円を割れ、25000円も割れ、3月の下値24500円まで下がる可能性は十分あります。

 

 

 

ひとまず、ここはじっくり考えていきましょう。

鍵はCPIまでに25600円に到達するかどうか?

10月の雇用統計が良かったこともあり、アメリカも日本も株価指数は下落をはじめました。

そして、いよいよ、10月13日は米国CPIの発表です。

前回9月の大きな下落は、CPIが契機になったことは記憶に新しいことと思います。

 

 

 

 

ですから、全てのトレーダーがCPIにはかなりの警戒感を持っていると思います。だからこそ、現在、じわじわ下げてきているというわけです。

さて、肝心の今後の下げ幅についてですが、まず、9月のCPIを受けての下げでは、日経225が25600円を付けました。その後、金利上げが減速する期待で上昇したわけですから、10月のCPI発表までにもう一度このスタートラインである25600円まで落ちているのが自然の摂理です。

CPI発表は、13日ですから、あと2日です。

それまでに25600円付近に位置する事、少なくても26000円を割り込んでいることは、さらなる下落の条件になるでしょう。10月13日CPI発表前までに25600円に到達して、その後、上昇するのか下落するのかになるはずです。そのようなCPIの数値で動く方向を決めるシナリオでないと、なかなか前回の下値を掘り下げきれない可能性があります。

CPIが悪い、つまりインフレ率が予想より高いと市場は思っているところに、もし少しでも改善があればサプライズで上昇する可能性もあります。もし結果が悪ければ24500円まで下落します。そこで一旦今週は終わりです。そういうシナリオが自然な流れだろうという気がしています。

前回の記事でも書きましたが、基本的にはどこかで22000円くらいまで下がると思っています。

ただ、11月にはアメリカの中間選挙もありますし年末は上げ相場になりやすいことを踏まえると、10月中に24500円に到達後、再び26000円台くらいまで回復し、再度年初から22000円に向かって下落するという予想を立てている次第です。

11日になって日経225の下落幅が大きくなった理由

昨日10日は祝日でしたが、日経先物だけ動いていました。

10日はナスダックが一番下落し、日経225はそこまで下がらず相変わらず謎の強さを見せていました。しかし、本日11日は、ナスダックよりも大きな下落幅になっています。

日経225が大きく下落している理由は、円高によるものです。ドル円価格に変化が無い為わかりにくいですが、本日11日は、ドル高、円高になっています。円高になった理由は為替介入の可能性、ロシアの核などもあるでしょう。ともかく理由は何でもいいのですが、円高になってきたということは、日経225を支えていたものが崩れてきたことを意味します。ロシアの核兵器使用の可能性は依然残ったままですから、しばらく安全通貨として円が買われることが想定できます。

つまり、これで、今後の大きな株価指数の下落において、日経225が一番下がる可能性が出てきたということです。こう考えれば、24000円どころか、一気に22000円台まで下落する可能性すらあります。

10月11日、日経225の現在地

最後に、現在11日の日経225の状況を確認しておきましょう。

CPIが木曜日ですから、今週どうなるか週足を見ていきます。

 

225週足

日経225週足10/11

 

黄色い線が短期線である5週移動平均線ですが、キレイに上値を押さえつけられて推移しています。

前回の安値25600円を抜ければ、やはり次は24500円まで下がることが考えられます。

今週の週足ではさすがにそこまで下がらないような気もしますが、どう見ても一応の目途としては、やはり24500円でしょう。

そこを下抜ければ、もうあとは何もありませんから、一気にコロナ前の価格である22000円台に突入となります。そこまで行けば、暴落といってもいいかもしれません。

果たして暴落は起きるのでしょうか?

 

 

なかなか判断が難しいところですが、円高も重なってくれば、全くあり得ない事ではないというのが現在の日経225の状況です。

まとめ

今回は、CPI発表前と後で日経225がどこまで下がるのかを考えてみました。

結論としては、ひとまずの目途として。

 

13日の米国CPI発表までに26000円を割れて、25600円付近まで下がっているかどうか。

 

そこまでいっていれば、CPI発表後に24500円まで下がる可能性もあります。

一応、14日は日本のSQもあるのですが、今回は考慮に入れていません。普段は気にするのですが、今回に限ってはどうでもいいような気がしています。やはり一番のカギは、CPIであり、CPI発表前の日経225の価格がどこにあるかだろうと思います。

逆に言うと、CPI発表までに日経225が26000円より上にあれば、CPIの結果が驚くほど悪くない限りはそこまで下がらない気がしています。

 

※あくまで個人的な考えですから、投資は自己責任でお願いします。

 

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