考える人!?投資・トレードに向いている人や成功する人の特徴とは⁉

投資トレード向いている人 指数トレード指南

現在、どのような人でも、簡単に証券口座が作れますし、世界の金融市場に参加できます。

通貨(FX)、株価指数(日経225、ナスダック、ダウ、SP500など)、資源(原油、天然ガスなど)、貴金属(金、銀、銅など)、食料(大豆、とうもろこしなど)全てのマーケットに自分の考えをもって参加できるわけです。

このこと自体は喜ばしい事ですが、ただ問題もあります。それは、誰もが出来るとしても、全員にトレードが向いているとは限らない事です。

トレードや投資で成功するとは、いわばトレードや投資のプロになるということですから、ただ「トレードする」ことだけを意味していません。

今回は、どのような人がトレードに向いているのかを紹介します。

投資・トレードに向いている人や成功する人の特徴

世の中には、誰もが出来るのですが皆がプロになれるわけではないことが、トレードに限らず数多く存在しています。

例えば、野球やサッカーなどのスポーツの世界も同様です。男の子なら大体野球やサッカーを遊び程度ならできますし、何となくルールも知っています。しかし、プロになれるのは一握りです。また身近なところでいえば、自転車はほとんどの人が乗れますが競輪選手になれる人は一握りです。このような素人とプロとの違いのまず第一段階は、プロを目指すか否か問題があります。野球やサッカーをする人、自転車に乗る人、みんながプロ選手を目指していません。

投資やトレードも同様で、何となくやっているという方も多いかもしれません。ただ投資やトレードでプロを目指さず何となくやるのはおススメできません。遊びならやめた方がいいでしょう。単純な話ですが、お金を失うだけだからです。投資やトレードをする人は、みなにプロを目指してもらいたいと思います。

その次に向いているかどうかの問題が出てきます。目指してもプロになれない場合があるわけです。そもそもお金儲けの方法も投資やトレード以外にも事業や労働など様々あるわけですから、あえて投資やトレードを選ぶということは、自分に適していることが大前提になるわけです。

どのような人が投資やトレードに向いているのか、これから紹介していきます。

1.本を読む習慣

まずは、読書をする習慣があること、それこそがトレードに向いている条件になります。

まず相場の本を読み、相場の世界を知ることです。全ての学問と同じように、相場の基本も本を読むことからはじまります。それも多くの成功したトレーダーたちから読み継がれてきた古典を読むことが必要です。

トレードをするから本を読み始めたという人より、もともと哲学書や思想書や近代文学などの本を読むことが好きだった人の方がトレードに向いています。そのような本好きの人が本を読み始めた理由には、人間世界を理解したい気持ちがあったはずです。個人はそもそもは異邦人です。だから己自身を知りたいと思うわけです。同じように相場の世界でも、あとから来た個人はみな異邦人なのです。

だからこそ、まず、相場を知る為に、本を読むことからはじめてください。

人間世界を知ることと同じです。相場に限らず、ほぼ全ての物事はまずそのモノの原理原則、成り立ち(歴史)、現状などを把握することからはじまります。遠回りに感じるかもしれませんが、読書が一番の近道になります。多くのトレーダー初心者は全く古典的なトレード本を読みませんから、そのような古いけど相場の真実が書かれたトレード関連の本を読むだけで、もうトレーダー中級者になれることでしょう。

トレーダー初心者が好きな本は、簡単に稼ぐ方法みたいな本です。携帯小説を何冊読もうと文学のことはわからないのと同じように、相場の真髄にたどり着けない本ばかりしか読みません。簡単に読めるから読むだけですから、進歩もありません。

哲学や文学と同じように相場の世界にもプラトンやドストエフスキーのような伝説のトレーダーがいました。その方たちが書いた古典や歴史に残る名作と呼ばれる本があります。多くの成功しているトレーダーはそれらの古典を読み継いできています。

 

 

 

 

本を読まずに相場で稼ごうとすればどうなるかというと、高いお金を払い適当なご託を並べたペテン師のセミナーに参加したり、適当な予想をする賑やか師の動画を観ながら一喜一憂するだけで、お金と時間を浪費するだけで終わります。

まず、本を読んでください。

2.世界を考える思考癖

考えることが好きな青年の特徴として、『世界』というとりとめもない大きなことを考える思考の癖があります。

世界の情勢がどのように動くのか、未来はどうなるのか、人類の行く末は?このような思考は現実生活ではほぼ役に立たないどころか足手まといな印象ですが、こと相場になってくると、この『世界を考える』ことが重要になってきます。

特に村上春樹などを好んで読むような、意味もなく世界や人類のことを考えるような方は相場に適しています。相場師は世界の動きを考え、自分が考えた世界の方向にお金を賭けるわけです。

三島由紀夫が政治に関心をもったのはなぜでしょうか。

それは当時の世界が民主主義と共産主義という二つのテーマで争っており、その方向性により世界の行く末が決まると考えたからです。

では村上龍が経済に関心をもったのはなぜか。

それは現代社会が資本主義社会だからです。政治も経済の為に動いています。アメリカの政策もEUの政策も日本の政策も中国の政策もロシアの政策も、すべて自国の経済の為に政策決定していきます。

戦争もすべて、原油、天然ガス、通貨の価値、経済状況の打破など経済の為に行なわれているわけです。それが資本主義社会です。

そのような状況下で経済を介さない人々が、自分がそのような経済や金融市場と関係ないかのような考え方で、イルミナティとかロスチャイルドなど陰謀論などに取りつかれるわけなのです。そのような人々が自分と世界経済とが関係ないと思うのは認識不足ですし、知識不足になります。

プロトレーダーは、この先の世界がどう動くかを考えています。そして、そのような自らが考えた世界になった時、それぞれの価格(通貨、株式、資源、金属、食料など)がどのように動くかを考えるのです。

3.あくなき真実の追及

多くの一般人は、真実とは?など考えませんが、思考する癖がある人は常に真実とは?を考える傾向があります。

相場において「真実とは何か?」は非常に重要です。

数々のフェイクニュースが飛び交っています。ここでいうフェイクニュースは、嘘を発信する悪意ある一般人のソースがないニュースではありません。各国政府が自国の利益の為に流す情報も真実でないのならフェイクニュースになります。その他、メディアが経済的利益の為に、あえて相場の方向を動かすようなニュースを発信することも多々あります。

 

 

 

このあたりは相場と接していく過程で、

このニュースは何の為?

このニュースにより相場をどう動かしたい?

このニュースにより相場はどう動くのか?

といったことを考える必要が出てきます。

よく考えればわかりますが、世界中で色々なことが起きているなかで、なぜそのニュースをピックアップして大手メディアが何度も同じようなことを垂れ流すのかを考えればわかると思います。このことで多くの陰謀論者はイルミナティとか言いますが、そうではなく、そのようなニュースの全ては金融相場を動かす為に流されているわけです。

相場をやっていない方から見れば怪しくも見えますが、相場師から見れば、それらニュースのすべてが「ただ相場の為」「ただ金融市場の為」に動かしたい方向へ誘導するためのものであることがわかります。

今現在相場を張っていない方には、まだこのあたりの真実が見えていないかもしれませんが、今後ニュースを見る時は、相場を分母に置いてすべてのニュースを見ていく練習をしてみてください。

1929年の世界恐慌や、日本のバブル崩壊、リーマンショック、すべて金融市場がもたらしたものなのです。

真実とは何か?

それはマルクスのいうように資本主義社会での真実であり、人類の真実などではありません。アメリカが悪い、ロシアが悪い、中国が悪い、日本が悪い、すべて経済的軋轢の中での出来事であり、民族主義や政治思想などでもありません。

かなり突っ込んだ話をしましたが、ともかくトレーダーをしていれば、真実を追及することには慣れてきます。今後の世界の流れも、経済を中心に置いた時に、今まで見えていなかった真実が見えてくることでしょう。

4.無職もしくはニート

最後に、トレードに向いている人の特徴は、時間があり余っていることです。

プロトレーダーの多くは、一日のうちの大半の時間をトレードに費やすことができます。

まずプロトレーダーになる為に必須なのは、時間です。

誰もがもっと時間が欲しいと思っている中、トレーダーに適している人はもう一番大事なあり余る時間を有しているわけです。その時間で一日中、チャートを眺めることが最初の練習です。トレードは一日二十四時間、何らかの市場が動いています。

まず二十四時間、睡眠時間を削って、動きを観察することが大事です。それを少なくとも一年続けてください。そうすれば、時間帯ごとの値動き、季節ごとの値動き、曜日、日付などが自ずとわかってきます。

この時、お金は一切いりません。どこの証券会社でもアプリのダウンロードは口座を作らなくてもできますし、無料でチャートを見ることができます。

またただチャートを眺めるだけでは気持ちが入らないという方は、デモ取引というものがあります。デモ取引では、実際のお金は必要ありません。仮想のゲームのように数字だけのお金を使って実際にトレードした時のようにシミュレーションができます。ただデモはあくまでデモで、シミュレーションはあくまでシミュレーションでしかない為、実際に自分のお金を賭けた時の緊張感が生じない為、練習とわりきってすることが大事です。

まとめ

今回の記事では、トレードに向いている人の特徴を説明しました。

・本を読む習慣がある人
・世界を思考する人
・真実を追求する人
・時間があり余っている人

トレーダーは常に考えています。

自分の頭、想像、妄想、憶測、思考だけで生活していく為に、どのような金融市場で、どのように相場を予想し、現実的に稼いでいけばいいのかを考えているのです。

そもそもの大前提で、考えることが苦手な人は投資やトレードには向いていません。

投資やトレードとは99%が考えることだからです。

残り1%が、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析になります。

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